「こども支援ナビ」を研修で活用してみませんか?-熊本私学教育支援事業団での活用事例-

子ども支援の現場に新しく参加するスタッフの中には、子どもとの関わり方に不安を抱える方もいらっしゃるかもしれません。一方、新しいスタッフのために研修を用意したいと思っても、一から研修をつくるのはなかなか大変だと思います。そんな時は、こども支援ナビを活用してみてはいかがでしょうか。

今回は、実際にスタッフの方への研修会でこども支援ナビをご活用いただいている、一般社団法人熊本私学教育支援事業団様の活用事例をご紹介するとともに、スタッフ研修や勉強会に活用しやすい記事をご紹介します。

 

プロフィール:仙波 達哉
一般社団法人熊本私学教育支援事業団 代表。熊本学習支援センターのセンター長を務める。熊本私学教育支援事業団は、経済的理由で修学が困難な生徒の経済的支援や、不登校・ひきこもりで学習が困難な生徒の学習支援で小学生・中学生・高校生、通信制・定時制に通う子どもへの支援を行っている。


画像提供:一般社団法人熊本私学教育支援事業団

熊本私学教育支援事業団の「こども支援ナビ」活用方法

━━「こども支援ナビ」をどのようにご活用いただいていますか?

仙波:大学生スタッフへの研修会代わりに活用しています。

我々が運営している熊本学習支援センターには、約60名の大学生スタッフが在籍しています。通常は毎月研修会を行っているのですが、新型コロナウイルスの流行によって対面での研修会を実施できない時期がありました。

そこで、研修会代わりに、こども支援ナビから興味のある記事を選び、読んだ感想をまとめてもらう取組を行いました。

研修で使ってみた感想

━━実際に使ってみて、いかがでしょうか?

仙波:大学生スタッフもその他のスタッフも勉強になると言っています。例えば、以下のような感想がありました。

「子どもたちへの接し方について気を付けなければならないところや意識して子どもたちに伝えていく必要があることなどを学ぶことができた。」

「こども支援ナビで説明されていることと、自分の今持っている情報を比較することで、支援に参加するために必要な知識を見直すことが出来た。」

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今回は、こども支援ナビを活用したスタッフ研修や勉強会についてご紹介しました。
他にも「こんな風に活用している」などのご感想があれば、こちらからお寄せくださいませ。

 

※本記事の内容は団体の一事例であり、記載内容が全ての子ども支援団体にあてはまるとは限りません

 

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