【ボランティア初心者にオススメ】子どもとの関わり方(聞き方・話し方編)

普段子どもと接する機会がなかったり、子どもとのコミュニケーションに慣れていなかったりすると、子どもと関わるときにどのようなことに気を付ければよいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。今回は子どもと関わるときの心構えや、明日から実践できる子どもとのコミュニケーションのポイントを紹介します。

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子どもと関わるときに大切な心構え

支援現場にくる子どもたちは家庭や学校などで様々な困難を抱えていることがあります。そのような子どもたちが安心して過ごすことができるように、支援現場が子どもたちにとって安心・安全を感じられる場であることが大切です。子どもたちと関わる大人が子どもの気持ちに寄り添うことで、支援現場が子どもにとって居心地がよく通い続けたい場所になります。

子どもたちが安心・安全を感じられるように、子どもたちと関わる大人が大切にしたい姿勢があります。それは全ての子どもが「よりよく生きたい」と思っていると私たちが信じること、そして「子ども目線」に立つことです。

全ての子どもが「よりよく生きたい」と思っていると私たちが信じることとは、子どものどのような態度・言葉の裏にもポジティブな気持ちがあると信じることです。子どもたちの中には自分の気持ちや考えを上手に表現できず、否定的・攻撃的に捉えられてしまうコミュニケーションをとる子どももいるかもしれません。そのようなときでも、その瞬間の行動だけにとらわれずに、子どもの発言や行動の裏にある肯定的な思いを信じることが大切です。

「子ども目線」に立つこととは、「〇〇君/〇〇さんはどうしたいんだろう」「〇〇君/〇〇さんはどのように感じているんだろう」と常に子どもを主語にして考えながら、子どもと接することです。子どもたちはどうありたいと望んでいるのか、そこに近づくために私たちはどのようなコミュニケーションをすべきかを考えます。コミュニケーションをとる際には、自分の行動や仕草・声掛けの一つ一つが子どもにどのような影響を与えるのか常にを意識することも大切です。

 

子どもとのコミュニケーションのポイント

それでは、全ての子どもが「よりよく生きたい」と思っていると私たちが信じ、「子ども目線」に立つことを意識しながら、実際に子どもとのコミュニケーションをとる時にはどのような行動を心がければよいのでしょうか。ここでは、子どもとコミュニケーションを取る際のポイントを紹介します。

まずは、子どもの声に耳を傾けましょう。子どもが安心・安全を感じられる空間であり、自分の気持ちを伝えられる場であるように、子どもの声に耳を傾ける傾聴の姿勢が大切です。これから紹介する傾聴の3つのポイントを、子どもとコミュニケーションをとる際に意識できるとよいでしょう。

(1)うなずき・相槌
子どもの話を聞きながら適切なタイミングでうなずきや相槌を打つことによって、子どもが「相手に自分の話を聞いてもらえている」と感じることができるでしょう。子どもの声の大きさや気持ちの起伏に合わせて、うなずきの大きさや相槌の種類を変えてみることも大切です。

(2)リフレクティブリスニング
リフレクティブリスニングとは相手の話す言葉を繰り返す聞き方のことです。例えば、子どもが「頑張って勉強をしたのにテストで悪い点をとってしまった」と言ったときに、「頑張って勉強したんだね。でも、テストで悪い点をとってしまったんだね」と繰り返すことがリフレクティブリスニングです。
このような聞き方をすることで、子どもは「相手に自分を理解してもらえている」という実感を持つことができるでしょう。
 

(3)アクティブリスニング
アクティブリスニングとは相手の話す言葉の裏にある感情を想像し、相手の本心を明確にする聞き方のことです。例えば、先ほどと同様に子どもが「頑張って勉強をしたのにテストで悪い点をとってしまった」と言ったときに、「頑張って勉強したんだね。でも、テストで悪い点をとってしまったんだね。努力の成果が出ず、悔しい気持ちなんだねと言葉の背景にある感情を想像して伝えることがアクティブリスニングです。
アクティブリスニングは子どもの気持ちを誤って想像してしまうというリスクもあります。

また、大人が子どもに対して話をするときにはっきりとした口調や聞き取りやすい声で話しましょう過度に大きな声で話す必要はありませんが、子どもに伝わりやすい話し方を意識することが大切です。

 

まとめ

・支援現場が子どもにとって安心・安全を感じられる場所であることが大切

・子どもと関わる際には、子どもの「よりよく生きたい」という肯定的な思いを私たちが信じながら、「子ども目線」に立つことを意識する

・傾聴のポイント
(1)適切なタイミングでうなずきや相槌を打つ
(2)リフレクティブリスニング(相手の話す言葉を繰り返す聞き方)
(3)アクティブリスニング(相手の話す言葉の裏にある感情を想像し、相手の本心を明確にする聞き方)

・子どもに向かって話すときは、はっきりとした口調や聞き取りやすい声を心掛ける

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